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【株式会社Amazia】Tech Blog

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株式会社Amazia Tech Blog
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記事一覧

Amaziaを支える技術 2024フロントエンド編

こんにちは。CTOの江口です。 今回はマンガBANGブックス(manga-bang.com)で採用しているフロントエンド技術についてご紹介します。 バックエンド編、インフラ編に関しては別の記事にまとめていますので興味のある方はこちらをご覧ください。 開発言語・フレームワークNode.js 20.17.0 UIフレームワークChakra UI 状態管理・通信ライブラリJotai React Query(現TanStack Query) axios テストツールSt

Swift6への移行 Strict Concurrency入門

こんにちは、AmaziaでマンガBANG iOSアプリ開発を担当しています、山崎です。 先日、Xcode 16の正式版がリリースされました。このバージョンには、Swift 6コンパイラが搭載されており、新たに「strict concurrency checking(厳密なSwift並行処理の安全性チェック)」機能が導入されています。 データ競合やスレッドセーフの問題をコンパイル時に検出することが可能になります。 本記事では、その導入であるWWDC24の「Swift6への

DroidKaigi 参加レポート ~協賛エリア編~

DroidKaigi 2024に参加してきました。 DroidKaigiは今年10年目を迎えられ、協賛スポンサーの数も過去最多となったそうで、一際賑わっていた協賛エリアの様子をレポートします。 ※セッション聴講編の記事はこちらです。 協賛エリアでは各企業が個性的なブースを構えていました。プロダクトや技術セットの紹介にとどまらず、福引やデバッグチャレンジなど、趣向を凝らした展示内容でエンジニアとのコミュニケーションを図っておりました。 会場の様子Hondaさんのブースには

DroidKaigi2024 参加レポート ~セッション聴講編~

DroidKaigi 2024に参加してきました。 DroidKaigiとは、Android技術情報の共有とコミュニケーションを目的としたエンジニアが主役のAndroidカンファレンスです。 弊社では毎年、業務の一環としてDroidKaigiに参加しております。 DroidKaigiは今年10年目を迎えられ、協賛スポンサーの数も過去最多となったそうです。 DroidKaigiには協賛エリアが設けられています。各企業が個性あふれるブースを構えていたり、スタンプラリーやネイル

AWS Summit Japan 2024参加レポート

遅ればせながらAWS Summit Japan 2024参加レポートを公開します! AWS Summit Japan 2024 とは、 日本最大の "AWS を学ぶイベント" 6月 20 日(木)、21 日(金)の二日間に渡り開催されました。 今年は来場者が多く、昨年は問題なかった時間に会場に向かったのですが、 キーノートはサテライト会場になってしまいました。 それだけAWSに関心がある方々の参加が増えたということですね! 今年のトピックスとしては生成AIに関するセッシ

Swift6: NonCopyable、Typed throws、Data-race safety

こんにちは、AmaziaでマンガBANG iOSアプリ開発を担当しています、山崎です。 先日のWWDC24では、Swift6の新機能についてのビデオが公開されました。この中から、いくつかの機能について、紹介したいと思います。 この記事では、このビデオで触れられた内容をベースに、Swift Evolutionの提案を確認しながら解説を加えています。 ■ What's new in Swift ビデオの前半部分では、過去10年間に渡るSwiftの歴史、コミュニティの進化、プ

社員インタビュー 〜Vol.17 iOSエンジニア 山崎輝飛〜

こんにちは、株式会社Amazia採用担当の渡邉です。今回はサービス開発部でiOSエンジニアを担当している山崎さんにインタビューを行いました。 Q:アプリエンジニアになったきっかけを教えて下さい。エンジニアとしてのスタートとしては、今で言うサービス・サポートエンジニアみたいな仕事をしていたんですよね。 ただ、もともとPCの自作などもしていてモノづくりは好きで、もっと自分で何かをつくってみたいと思うようになってみたくなったのがキッカケですかね。 そのときが2010年でちょう

Amaziaを支える技術2024サーバーサイド編

こんにちは。CTOの江口です。 今回はAmaziaのサーバサイド(バックエンド)に使用している技術要素をご紹介します。 WEBのフロントエンドについては別の記事にまとめる予定ですのでお楽しみに。 AWSなどのインフラに関する内容は別の記事でまとめていますので興味のある方はこちらをご覧ください。 開発言語Ruby 3.2.2 フレームワークRails 7.1.2 データベースMySQL(RDS) DynamoDB Redshift 全文検索エンジンOpenSearch

Amaziaを支える技術 2024年版(インフラ編)

こんにちは。インフラエンジニアの吉田です。 弊社では、国内最大級のマンガアプリ「マンガBANG!」、大人女子が楽しむ漫画アプリ「マンガトート」、海外向けの「MANGA BANG!」を展開しています。 このバックエンドを支えるインフラ環境に使用している技術要素についてご紹介いたします。 使用サービスAWS、GCP、SendGrid、CircleCI、GitHub、Terraform 技術要素Compute ElasticBeanstalk、Lambda Contai

Amaziaを支える技術 2024年版(iOS編)

こんにちは。Amazia開発運用部エンジニアの井門です。 弊社では、国内最大級のマンガアプリ「マンガBANG!」、そして大人女子が楽しむ漫画アプリ「マンガトート」をiOSアプリとして展開しています。 これらのiOSアプリがどのような技術要素で構成されているのか、簡単に紹介していきます。 環境対応プラットフォーム / iPhone,iPad 対応OSバージョン / 13.0 開発言語 / Swift アーキテクチャ / MVVM + Clean Architectu

Amaziaを支える技術2024年版(Android編)

こんにちは。AmaziaでAndroidエンジニアをしている花井です。 弊社では、国内最大級のマンガアプリ「マンガBANG!」、大人女子が楽しむ漫画アプリ「マンガトート」、海外向けの「MANGA BANG!」をAndroidアプリとして展開しています。 これらのAndroid版アプリにどのような技術要素が使用されているかご紹介します。 技術要素内容対応プラットフォーム / Android 対応OSバージョン / 7.0~ 開発言語 / Kotlin86%, Java

社員インタビュー 〜Vol.5 インフラエンジニア 吉田 貢〜

こんにちは、株式会社Amazia採用担当の渡邉です。 今回は社員インタビュー第5弾としてサービス開発部でインフラエンジニアを担当している吉田さんにインタビューを行いました。 Qエンジニアを目指したキッカケはなんだったんですか?もともとネットワークが好きだったんですよね、見えないところで何かをつくっているのがかっこいいなと思ったのがエンジニアを目指すキッカケですかね。 Q:これまでのキャリアについて教えて下さい。サーバー製品のテクニカルサポートからエンジニアとしてのキャリア

社員インタビュー 〜Vol.4 サーバーサイドエンジニア 野崎哲成〜

こんにちは、株式会社Amazia採用担当の渡邉です。今回は社員インタビュー第4弾としてサービス開発部でサーバーサイドエンジニアを担当している野崎さんにインタビューを行いました。 Q:エンジニアになったキッカケを教えて下さい。父が仕事で会計ソフトを使うために幼少期から家にパソコンがあったのがキッカケですかね。使い方も分からなかったので、パソコン雑誌を買ってコマンドを打ち込んでDOS(Disk Operating System)を動かしてみるというのをやりながら、プログラミング

部署紹介/サービス開発部 2023年

こんにちは、株式会社Amazia人事担当の渡邉です。 今回は、当社のエンジニアチームであるサービス開発部についてCTOの江口にインタビューを行いました。 ◆現在のエンジニアチームの構成について教えてください。社員は全員が中途入社で、受託開発会社や大手・有名IT企業、フリーランスで活躍していた方など経験豊かな顔ぶれです。30代~40代中心のチームは比較的落ち着いた雰囲気で、主体的で自律性が高く、寛容な人柄のメンバーが多いのが特徴です。 現在は業務委託も含めて、総勢16名の組織