社員インタビュー 〜Vol.17 iOSエンジニア 山崎輝飛〜
こんにちは、株式会社Amazia採用担当の渡邉です。今回はサービス開発部でiOSエンジニアを担当している山崎さんにインタビューを行いました。
Q:アプリエンジニアになったきっかけを教えて下さい。
エンジニアとしてのスタートとしては、今で言うサービス・サポートエンジニアみたいな仕事をしていたんですよね。
ただ、もともとPCの自作などもしていてモノづくりは好きで、もっと自分で何かをつくってみたいと思うようになってみたくなったのがキッカケですかね。
そのときが2010年でちょうど、iPhone4とAndroid端末が発売されだした年でアプリ開発が面白そうだなと思ってまずは1年かけてスクールに通いました。
卒業時にAndroidでアプリをつくってみて、それをポートフォリオにして転職をして、実務経験を積んでいきました。
―iOS開発を専門にするようになったのはいつ頃からなんですか?
アプリエンジニアとして転職してから2年目くらいからですかね。
転職した1社目はSierで1-3ヶ月で案件、仕事が変わっていく環境でした。細かい仕事が多くて飽きはしない環境でしたが、やっぱり自社サービスをやりたくなって転職を決意しました。
自社サービスをやっていた2社目はアプリがiOSでサーバーサイドも担当をしていました。そのときプライベートでも利用していたのがiPhoneだったのでiOSが好きだったというのもあり、iOS開発のほうに専念していくことを決めましたね。
Q:どういった経緯でフリーランスとして活動されていたのでしょうか?
2社目も開発者としてはいい環境だったのですが、自分のスキルを整理する時間が必要だと思い退職を決めました。
退職してから半年程、プログラミングの基礎をもう一度見直してみたり、デザインパターン、リファクタリングについて勉強することをしていました。そのときは週末にハッカソンに出ていることも多かったですね。
そんな時期にコワーキングスペースで作業をしていたところ、派遣会社の方が出入りをしていてたまたま知り合って、派遣として大企業の案件を紹介してもらって最初はたずさわってみたというのがはじまりですかね。
大手電気メーカーの社内ベンチャーのチームで新規サービスの立ち上げに関わったり、大手人材会社が新しくはじめていた学校の時間割りのアプリの開発に従事したりしていました。
そんなときにエンジニアの堤修一さんのように一回、フリーランスとしていろんな会社を渡り歩いてみてスキルアップしてみるのもいいんじゃないかと思ってフリーランスへの転向を決めました。
―フリーランスではどんな案件に関わってたんですか?
to Cの新規のアプリ開発案件に関わることがおおかったですね。
電車の中とかで誰かがさわってくれているとうれしいので、なるべくto Cの開発案件を探していました。
トータルで7-8年程、フリーランスとして活動していました。
1年1案件くらいのペースで計7案件くらいの現場を経験しました。
Q:正社員でまた働こうと思ったキッカケについて教えて下さい。
フリーランスでやること、やれることは自分のなかで一巡したかなと思いはじめたのが大きなキッカケですね。
時代の流れでアプリの規模自体も自分が開発者としてキャリアをスタートしたときよりも比較にならないくらい大きなものになりましたし、個人よりもチームでサービスを大きくしていくこと、つくっていくことのほうが大事だと思うようになりました。
フリーランスエンジニアとして切り分けられた仕事をするよりも、会社/組織の中核にまではいっていって仕事をする経験を積んでみたいと考えるようになりました。
フリーランスだと例えば定例会議が10あるとしたらそのうち8くらいにしか参加できないんですよね。数字の進捗を追う会議、ビジネスサイドとの細かな改善協議の会議などそういったことをチームとしてすすめていくことは正社員じゃないとできないのかなと思います。
Q:Amaziaに入社を決めた理由を教えて下さい。
転職するうえでもto Cサービスであることは外せない条件でした。もともとマンガは好きだったので”マンガBANG!”にも興味がありましたし、次で10周年目を迎えるよう長くやっている大規模なサービスですのでここならフリーランスでできなかったことが叶えられそうと感じました。
技術スタックとしてはRxSwiftを駆使しているところが良さそうで、MVVMの経験が浅かったのでそこは勉強になるだろうと思い入社を決めました。
Q:Amaziaの環境はどうですか?
働きやすいですね。
出社と在宅のハイブリッドなところはコミュニケーションの部分でちょうどいいですし、いま私自身が家庭では子育てのフェーズなのでリモート時には子育てにも積極的に参加できる環境もあります。
出社したときは雑談もしやすいので、CTOやメンバーとも気軽に相談しながら開発業務をすすめることもできます。
技術面でもRxSwift、関数型アーキテクチャへの理解は高く、日々、勉強になることが多い環境ですね。
Q:実際に働いてみてギャップはありましたか?
驚いたのはCTOの江口さんとの距離の近さですね。
フリーランスでいろんな現場に関わってきましたが、CTOとなると多くは人のアサインをメインにしている方が多かったのですが当社の場合だと、プロダクトにも目を向けてくれていることに驚きました。
コードレビューにもたずさわってくれるので責任をもってリリースをしているんだなと常々感じます。モバイル、サーバーサイド両面を全体からみてくれているので、困ったときには適切なアドバイスをいつもくれていますね。
また、代表の佐久間さんもリリースにたずさわっている部分も多くあり、経営陣とささいなことも相談がしやすい環境ですので、風通しもいいですし、仕様の判断も妥当性を感じることが多いです。
Q:今後、チャレンジしたいことはありますか?
―チームとして
SwiftUIの導入は積極的に行っていきたいと考えています。サポートバージョンをあげつつ、今は検証段階に入っています。
今は過渡期に差し掛かろうとしています。
要件を満たせる画面の検証をすすめないといけない段階ですね。
そのため、チームでもくもく会などで勉強会を開くなどしてSwiftUIへの習熟度を高めています。
データの渡し方なども調整していかないといけない部分もあるので、大変な部分はありますが開発者として新しい技術導入に触れられるのはモチベーションにもなりますね。
―個人として
アプリをもっと使いやすくしたいですね。マンガアプリ自体は市場にたくさんあるので、挙動などはこだわりをもってこれからも開発をすすめていきたいです。
セーフエリアの綺麗さだったり、小さい部分の積み重ねが大事ですね。見た目を美しくしていって、ユーザーの方により便利につかっていただけるようなアプリにしていきたいと思っています。
Q:最後に、どんなエンジニアの方がAmaziaとマッチしそうですかね?
適切な技術を使って実装ができる人だと思います。
技術の進歩に伴って、コードも進歩していくのでその時々で適切なものを選択できる方であると当社とマッチするのではないでしょうか。
私自身は自分が作ったサービスを人に使ってもらうこと、”便利!”と感じてもらうことがモチベーションになっています。こういった気持ちに共感できる方だと嬉しいです。