
社員インタビュー 〜Vol.1 iOSエンジニア 日向強〜
こんにちは、株式会社Amazia採用担当の渡邉です。
今回はサービス開発部でiOSエンジニアを担当している日向さんに当社のことや開発業務について話を伺いました。
日向強
プロフィール:
北海道出身
Amaziaには2018年12月に入社、以降iOSアプリ開発業務に従事。
エンジニア歴は約16年。趣味はパン屋めぐり。
好きなマンガは「魁!!男塾」
◆これまでエンジニアとしてはどんな開発業務に携わってこられましたか?
C言語でIP電話開発をしていたのがエンジニアとしてのキャリアスタートですね。SIPという端末と端末をつなぐ技術があって、SIP/VoIPを使ってIP電話開発をしていました。当時としては最新技術だったこともあって、こういった開発業務に興味をもったのでファーストキャリアとして選びましたね。
iOS開発は、IP電話開発をやめるのと同時くらいのタイミングで日本でiPhone 3Gが発売になって、少しして安売りを始めていて買ったら魅力を感じ、アプリをつくってみたいなと思い個人開発と転職で仕事としてアプリ開発をし始めたのがきっかけですね。その後、Android開発も1.6がリリースされ、両方2009年くらいからやっています。TitaniumやCocos2d-xを利用しての開発経験などもありましたが、基本的にはずっとモバイルアプリ開発を続けていますね。
◆Amaziaに入社されたきっかけについて教えてください。
前職はSIerでプロジェクトを渡り歩く業務が中心だったんですよね。プロトタイプ開発が中心で、最初につくりあげたものをお客さんに引き渡して、また新しいプロジェクトに配属されるという業務の連続でした。
ある程度の経験を積んで、プロジェクトが落ち着いたタイミングで今度はプロダクトを育てるというフェーズ、開発業務をやってみたいと思うようになり転職を考えるようになりました。そこで自社サービスをやっている会社にいきたいなと考えて選考を受けてみたのがきっかけですね。
◆Amaziaの選考を受けてみてどうでしたか?
面接を受ける前とかは、自社サービスを少人数でやっている会社は独自のやり方でやっているイメージがあって、ワンマン・トップダウンで開発業務が決められているんじゃないかという正直少しネガティブなイメージがあったんですよね。
ただ、面接を受けてみてイメージは変わりましたね。共同創業者でありCTOが開発のトップにいるので開発環境の整備にはずっと注力してきたんだなというのは話をしていて感じました。使うマシンは自由だったり、開発フローについてはしっかりと決められていて、思っていた以上にエンジニアにとって働きやすそうな環境は整っているなぁと感じたのを覚えています。
また、当時は東証マザーズ(現グロース)上場間近のタイミングだったので勢いがありそうな会社だなと感じることもあり、そういうフェーズにキャリアとして関わってみるのも面白そうだなと思い入社を決めましたね。
◆ちょっと言いづらいと思いますが・・・正直、入社してみてギャップになったことがあれば教えてください。
そうですね・・・。意外とみんな大人しい人が多かったのは少し驚きましね。上場したての会社だったので、ワイワイガヤガヤと賑やかな雰囲気の会社かなと思っていたのですが、落ち着いたタイプの人が多いのは入社してみて意外でしたね。
あとはそうですね、自分はそんなにマンガには詳しくなかったので大丈夫かなと少し不安に思っていたところもありました。ただ、マンガに詳しくなくても業務をスタートするには全く問題なかったですし、今は競合のマンガアプリも研究と自分自身の楽しみのためによく使うようになりましたし、マンガ自体も勿論よく読むようになりましたね。
◆エンジニアからみて”マンガBANG!”ってどんなサービスですか?
一言でいうとエンジニアとしては「まだまだ腕の見せどころがあるサービス、プロダクト」ですね。「マンガを見てもらう」ということに特化をしているシンプルなアプリだからこそ、工夫ができることは多々あります。リリースから8周年を迎えるアプリですが、まだまだやれることややらないといけないことはたくさんあると思います。
前職からの経験からでいうと、すでにリリースされて月日があり、多くのユーザーの方に使っていただいているサービスではあるので、新規機能の開発をする際は既存の機能とバッティングしないように考慮して設計をする、差分開発のテクニックを要求されますね。その点はやっていて面白さを感じます。

◆開発業務はどのようにすすめているんでしょうか?
すごく大きく、一言でいうと「自由」に開発はすすめられていますね。
2週間のスプリントですすめていますが、いい意味で締め切りがないですね。余裕をもって開発業務をすすめられるので、大きな問題がでないように時間をかけて実装することも時には認められます。
タスクの解決方法は個人にゆだねられているので、創意工夫もできます。
◆開発チームってどんな雰囲気なんでしょうか?
どちらかというと一人で集中して開発をすすめるタイプのエンジニアが集まっていますね。いい点でいうと静かで集中できる環境かなと思います。
まわりのメンバーに質問や相談し辛いといった雰囲気はないですし、できるだけそうした環境にならないように毎朝11時にスタンドアップMTG(今は、在宅勤務もあるのでGoogle Meetでオンラインで繋いだりしながら)で会話をして一人で悩まないような場をつくったりしていますね。
◆CTOの江口さんってどんな人ですか???
”江田島平八”みたいな人ですね。
江口さんがあと10人いたらAmaziaが抱える開発の問題はすべて解決してしまうと思います。それぐらいエンジニアとしてはすごい人だし、すごい技術力と経験をもっている人だなと一緒に仕事をしていて思いますね。
CTOはスクラムマスターでiOS,Android,サーバーサイドを的確にみてくれています。メンバーが安心して開発に集中できる環境をつくってくれていることは本当にありがたいですね。

◆開発チームとして今後挑戦していきたいことや課題はありますか?
組織的な課題でいうと”新しいエンジニアの方に入ってきてもらうような環境づくり”でしょうかね。今後はまず3つを集中して取り組んでいきたいと考えています。
1.Amaziaという会社自体をまずは知ってもらうこと
2.最新の開発スタイルの整備
3.iOS開発に従事されてこられた方を幅広く受け入れられる間口を広げていくこと
Apple iOS13も対応になったので、iOS開発者としてより最適化した開発に取り組めるようになっていくと思います。最新環境での開発に取り組めるような土台、環境づくりをしつつ、当社のことを知ってもらえるように広報にも取り組んでいきたいと思います。
あとは、マンガBANG!を「レビューをいっぱいもらえるようなアプリにする!」という挑戦はしていきたいですね。今はスキマ時間にマンガを読むという日常にちょっとした付加価値を提供するようなことはできているかなぁと思います。ただ、ユーザーの方がレビューを書きたいと思ってもらえるようなアプリにはまだまだできていないと感じています。ユーザーの方はすごくいいと感じたときにレビューを書いていただけます。ユーザーの期待値をいい意味で裏切るアプリに今後もしていきたいですね。
◆どんなエンジニアの方がAmaziaとマッチしそうですかね?
スキル面ですと、RxSwiftやSnapKitに知見がある方だとすぐに活躍していただけると思います。今後、マンガBANG!をモダンナイズしていく部分は多々ありますので、そういった業務は是非お任せしたいなと思います。
経験の面ですと上流から下流まで幅広く担当してみたいという方にはおすすめです。現在は少人数で開発をしているので、画面からサービスのロジックまで携わってもらうことが可能です。

◆日向さんが今後チャレンジしていきたいことがあれば教えてください。
WEB開発は今後チャレンジしていきたいですね。WEB開発の経験はキャリアとしてこれまであんまり通ってこなかったので、次の挑戦としてやりたいなと最近思うようになりました。WEB版とアプリの連携を強化して、開発者としてサービスを盛り上げていくようなチャレンジをしてみたいなと考えています。
あとは、Apple watchとApple TVでのアプリ開発についても将来的には何かしらしたいなと思っています。未開拓な領域なので、各デバイスの研究が必要な段階ですが、こちらも将来的にはチャレンジしていきたい領域ですね。誰もやってないからこそ、今からやればトップランナーになれるかもという気持ちで挑戦はしてみたいですね。