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【株式会社Amazia】マンガ編集者「私の1日」

こんにちは、株式会社Amaziaマンガ編集チームリーダーのIです。
前回はマンガ編集者のシゴト内容について、大まかな役割に分けて紹介しました。


今回は具体例のひとつとして、1日の業務の流れを紹介したいと思います。

当社の場合、現在は1週間の勤務の中で出社日と在宅日(週3)があります。通勤時間の有無などによって働き方が異なりますので、両方とも紹介していきます。

《出社日の場合》

07:00 起床
09:30 出社
    当社の場合、マンガ編集者はフレックス勤務(コアタイム:11:00~
   15:00)が基本です。出勤時間は定められた範囲であれば任意になって
   います。
11:00 漫画家のネームチェック
    キャラクターが魅力的に動いているか、ストーリー展開に不自然な所
   がないかなどチェックします。コミカライズの場合、原作者にも送付
   して監修してもらいます。
13:00 編集企画会議
    各編集者から提出された企画書を読み、より面白くなるよう意見を出
   し合います。マンガ編集チーム全体の相談事についても話し合いま
   す。
16:00 原作者とオンラインで企画打ち合わせ
    コミック原作となるシナリオを執筆してもらうにあたり、編集企画会
   議で挙がった修正点を伝えつつ、改善案を話し合います。
17:30 漫画家探し
    コミカライズ権利を獲得している原作に対し、絵柄や作風がマッチし
   そうな漫画家を探します。主な手段はイラスト投稿サイト、同人誌な
   ど…。
18:30  退社
    フレックス勤務の場合、退勤時間も定められた範囲内であれば任意
    になっています。
22:00  TVや漫画を鑑賞
    ビジネス系ニュース番組が好きで、各業界の新製品情報を好んで観
    ています。漫画は第1巻が出ている新刊を必ず購読して、企画立ち
    上げ時の参考にしています。
24:00  就寝

《在宅日の場合》

08:00 起床
    通勤時間がない分だけゆったりした朝です。
09:30 勤務開始
    在宅日もフレックス勤務で変わりありませんが、仕事のリズムを整え
   るため、なるべく同じ時間に働き始めるようにしています。
10:00 小説投稿サイトを巡回
    コミック原作として可能性のありそうな小説をいち早く見つけられる
   ようチェックします。異世界ファンタジーだけでなく、現代恋愛など
   他ジャンルも見ています。
11:00 漫画家とオンラインで連載打ち合わせ
    コミカライズ執筆を始めるにあたり、原作をどのように漫画にする
   か、原作者への問い合わせ、スケジュールなど諸々を順調に進められ
   るよう話し合います。
14:00 広告担当部署とオンライン会議
    マンガBANG!で効果のよかった広告とその分析結果を教えてもらい、
   企画中のマンガでも、より広告映えしそうな設定やビジュアルを盛り
   込めるようにします。
17:00 漫画家の完成原稿チェック
    原稿データの仕様は正しいか、作画内容に間違いはないかなどチェッ
   クします。原作者への監修依頼や写植の制作発注を行い、配信に向け
   た作業も始めていきます。
19:00 勤務終了
20:00 温水プールで水泳
    デスクワークで運動不足になりがちなので、15年ほど勤務後に続けて
   います。泳いでいる間に新作のタイトル案が浮かんでくることも。
24:00 就寝

《マンガ編集者は昼夜逆転…!?》

かつては深夜まで漫画家と打ち合わせし、深夜~早朝にタクシーで帰宅したり、そのまま朝まで飲み明かすようなこともありました。

今では、マンガ業界もワークライフバランスの考え方が浸透しつつあり、日々の出勤・退勤時間や残業について改められているところが多いです。
特に当社の場合、フレックス勤務の導入によって柔軟な対応を行っており、全社の平均残業時間も11.3時間と短くなっております。

お子さんの登園・登校に付き添った後に朝早くから勤務したり。推し活でコンサートに行くので、早めに退勤して友達と待ち合わせしたり。プライベートの充実が仕事の充実につながるよう配慮しています。

《マンガ編集者は土日もシゴト…!?》

マンガのシゴトは〆切に追われがちなので、土日も完成原稿を受け取れるようにして編集作業を行ったり、休日出社で漫画家と打ち合わせするようなこともありがちです。

そのような事例はないこともありませんが、当社の場合は振替休日などを充実させることで、しっかり休みをとれるようにしています。

本業の都合で土日祝日しか打ち合わせのできない原作者への対応、同人誌イベントの出張編集部や漫画関連イベントに参加した際は、働いた分を会社に申告することで、代わりの休日をとって心身整えることができるようにしています。

マンガBANG!編集部として5/5(金・祝)に開催された
コミティア144 の出張編集部に参加しました。

《マンガ編集者は孤独なシゴト…!?》

マンガ編集者というと、漫画家やデザイナーといったお取引先と1対1の業務がメインで、社内コミュニケーションが希薄なように感じられがちです。新型コロナウイルス感染症の発生に伴ってリモートワークが導入されたことで、より強くそう感じるように思います。

当社の場合、マンガ編集チームについては、定期的に開催される編集企画会議を通じてコミュニケーションを深めています。お互いの進めている企画を共有したり、日々の業務で感じていることを何でも話し合うようにして、みんなが悩み少なく進めていけるようにしています。

また、全社共通のチャットツールを導入しているため、他の部署の方々がいまどんなシゴトをしているか、どんなサービスが新しく立ち上がるかなど、リアルタイムに知ることができます。企画中の漫画を営業担当に見てもらって感想を聞いたり、社内のいろいろな人を誘ってどこへランチに行くか盛り上がったりなど、部署間の垣根を越えた交流もしています。

全社チャットの1コマ


出社日・在宅日どちらの場合でも、一緒に働いている方々と気軽にコミュニケーションしながらシゴトしていくことができます。

株式会社Amaziaでは、現在マンガ編集者やリーダー、編集長候補の方を募集しています。また、マンガ編集者になってみたいという方も募集しています。一緒にチームを大きくしたい!ヒット作を生み出したい!様々なチャレンジをしてみたい!という方からのご応募を是非お待ちしています。


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